
今の会社がイヤだから起業するという消極的な決心ではなく、こういう事業をやりたいから起業するんだという積極的な決心がまず大事ですね。
そしてそのやりたい事業が実現困難かどうか別にして具体化していること、さらにその事業達成のために目標を定め、その目標に対して自分がどう動くのかがわかっており、実際に動くことが肝心です。
最低資本金の制約がなくなったので、誰でも会社を作って経営者になることができるようになりましたが、あいまいな動機、目標では長続きしません。

成熟した市場なら他の会社と同じことをしていてはダメです。一味違った商品やサービスを提供できるかがカギとなりますね。成長市場なら他の会社と同じことをしていてもそこそこ伸びますが、やはり差別化できる商品やサービスの提供が、成功につながります。
会社としての一体感がやはり成功へのパワーとなるのではないでしょうか。

事業に対しての明確な目標・・・ビジョン、戦略・・・の設定、その次にそれを具体的な計画・・・販売計画、仕入計画、経費計画、資金計画等・・・に落とし込んで具体的なアクションプランを明確にすることが大事です。
そして各月の実績を計画と比較してそのギャップの原因を探り、その解決策を社員一人一人にまで認識させ実行させます。
いわゆるPDCAサイクル「Plan(計画)」「Do(実行)」「Check(点検)」「Action(改良)」をうまく回せることが事業を軌道にのせるコツです。
ただいったん立てた計画に縛られるのではなく「Check(点検)」「Action(改良)」を通して計画を見直すこともありですね。

事業は1人では大きくできません。家族、従業員、取引先、銀行、出資者等の理解や協力があってこそです。「事業を継続、拡大していく」という強い信念と、周りの人たちに対する感謝の気持ち、謙虚さを忘れてはいけません。事業は山あり、谷ありです。山のときはチヤホヤされてつい天狗になりがちですが、そこで周りの人の信用を失っていただがために、その後の下り坂で破綻した経営者は何人もいるんです。時々自分自身を戒めてください。

起業家の約9割が元サラリーマン(OL)です。“商売の経験はあるけど、財務や労務、税務は弱い”という人がほとんどですね。税理士は起業家の苦手な分野をサポートして共に事業を形にしていくパートナーとしての役割があります。
いつでも相談しやすい雰囲気を作ることに心がけています。こんなことは税理士には聞けないなと思っていることでも気軽に問い合わせしてください。こちらから他の専門家に確認するのも可能ですから。
大事にしているポイントは、やはり計画と実績の比較です。特に起業したばかりだと何から手を付けてよいかわからない手探り状態ですから、まず簡単でもよいので計画を作ってもらいます。次に我々が実績と比較しつつ経営者にインタビューして、これからやるべきことを認識してもらう作業をするわけです。
起業家はやるべきことが一杯ありますので、優先順位を決めることが重要です。
経営者は孤独だとよく言われます。
起業家の方たちも経営者の第一歩を歩き始めるわけですが、1人で悩まないで税理士にご相談ください。
きっと頼りになるはずです。







